2011年11月02日

PCのバックアップ方法を考えた結果、SATAの内蔵HDDにスイッチを自作した。その2

11月2日(水)はれ
PCバックアップを考える。その2

昨日の続き。

◇内蔵HDD用のスイッチ自作にたどり着く。
いろいろ試行錯誤の末、内蔵HDDスイッチを自作することにしました。

スイッチを入れたら内蔵HDDの電源が入って使用できるようになります。
一番右のスイッチがオンの状態。

SATAだからホットスワップでHDDを認識できます。
フリーソフトのBunBackupを利用して追加されたファイルだけをバックアップ。
クリック一つでバックアップできるようになりました。

HDDの電源をoffするときは、フリーソフトのHotswap!でHDDを停止して電源off。

◇作り方
HDDの電源ケーブルは4本ある。
黄色は+5V、赤は+12V、それに対応するアース側。
5vと12vを同時にoffできるスイッチがあばいいので、調べてみたところ2系統を1つで切り替えるのを双極単投(2回路1接点)というそうだ。
秋葉原の電子パーツ屋をまわってスイッチを購入。110円。

スイッチは波形スイッチ(シーソースイッチまたはロッカスイッチとも言う)にした。
トグルスイッチはかっこいいけど出っ張って不用意に切り替わってしまいそうなので却下。
それにくらべて波形スイッチは薄いし、適度な堅さもあり理想的。
スイッチを入れるとLEDが付きのが欲しかったのだけど、双極単投のは見つからなかった(ネオンのならあったけど100V用らしい)ので、LEDは別に購入してつけることにした。抵抗と考えたのは高校の物理以来かな。

SATA電源ケーブルの赤と黄色の線にスイッチを半田でつけて、黄色の5vラインに並列に抵抗とLEDを入れて電源ONでLEDもつくようにして完成。
これを3つつけて3台のHDDをスイッチでoff/onできるようにした。

完成。部品代スイッチ110円*3、抵抗10円*3、LED50円*3、SATA電源ケーブルは余り物で0円。
合計510円で3台の内蔵HDDスイッチが完成した。

結構おもしろい。
スイッチもしっかり固定できててマットブラックで見栄えも悪くない。

基本の回路図

投稿者 kyu : 22:17 | コメント (0)