2007年10月06日

山口・島根 再会ツーリング・2日目

10月6日(土)はれ
岩国→秋芳洞→秋吉台→津和野→錦帯橋→岩国


◇おはよう8時
寝過ごしたわけでもないけど、早起きでもない時間。
朝ご飯を頂いた。
8:41
秋吉台を目指して出発だ。

◇かっとびロード
20年以上たってるとはいえ、名車である。
ずっと快適ワインディングロードなのだから、ZZRで付いてくのがやっとなくらいXRは飛ばす。
こっちも負けてないぞー。

田圃と彼岸花はどこにでも咲いてる。
風景に紛れるようになのかはわからないけど、山口のガードレールは黄色い。
なぜだろう。

そんなこんなであっという間に山口市へ。
もっと早起きしていれば山口市の道100選やザビエル教会にもよれたのにな、ちょっと残念。
明日は早起きしよう。


◇秋芳洞
10:30
バイクをどこに止めようか。
町営駐車場に聞いてみると、バイクの料金設定はないからそこら辺のあいてるところに停めていいよ、
とのこと。
さすが秋吉町!やるね!

10時前なので観光バス客はまだ少ないけど、それでも人かなりの人だ。
入場料1200円を払ってはいる。

大きな裂け目から入るのだが、入り口から大きい。
そして、中にはいるともっと感動する。
とても広いのだ。
いままでいくつかの鍾乳洞にいったけど、ここまで大きいのは始めて。
それだけで感動する。

百枚田や秋吉富士、上から下がってるかさのように下がってるものまでいろいろ。

広い鍾乳洞が途中で大きく曲がっていて、その先は上りになっている。
上から見渡してもとても広いのだ。

登り終わったところに、一番大きな鍾乳石があった。
高さ20mをこえる立派な石柱だ。

そこから別の鍾乳洞につながってて、そこにいるのは厳窟王。
10万年以上もの年月を掛けできたとのこと。

1kmにも及ぶ鍾乳洞を見終わり、来た道を戻る。
おみやげ物やをでて、再び夏みかんソフトクリーム。
ここもたっぷりと乗ってるw


しばし休んでるといろんなバイクが走ってるな。
ここはツーリングスポットのようだ

バス駐車場の隅にドカティがとまってた。見たことあるような無いような。
そんな隅じゃなくても、町営駐車場ならただなのになとか、このときは何も考えていなかったのだ。


◇秋吉台
秋吉台の展望台に行ってみよう。
でも地元XRは知らないとのこと。なんでよー。
地図をみながら先にいくと、途中で曲がるところがあったんだけど、
予想通りXRは気が付かず突っ走っていっちゃった。あーあ。


展望台からはカルスト台地を見渡せる。

たしか小学生の時に来たことがある、山から白い岩が生えてるのを歩いた記憶は確かに残ってる。
秋芳洞に入った記憶はないので、入ってないんだっけ。
今度実家に帰ったときに聞いてみよう。

そのままカルスト台地を走るとてもすばらしい道を走り去った。
終わりのほうにあるドライブインで昼飯。
ツーリングポイントなので、地元ライダーもたくさん集まってるようだ。
ここでカレー(600円)を食べる、このカレーオリジナルスパイスでおいしい。

食べ終わってバイクのところに戻って少し話してると、

こっちに近づい て く る 人 が  い    る


男「kyuちゃん?!」
え?
まさか!?

kyu「katoさんじゃないか!何でここにいるの?!」
kato「kyuちゃんこそなんでこんなところにいるの!?」

めっちゃ偶然の再会。
katoさんは、四国で出会った近所のドカ乗りで、何回か一緒にツーリングに行った人。
で、最近福岡に転勤になったのだが、まさか秋吉台で会えるとはびっくりだ。

まさにこれぞ旅の醍醐味!
知り合いとの偶然の再会によろこぶ俺たち!
3連休は鹿児島に行く予定だったけど、雨っぽいのでこっちに来たとか。
そして明日は明日の航空祭にいくんだって。明日は航空祭だったのか。


再開を記念して写真撮ろうぜ。
そこのおじさんに頼もうかと思ったが、それはやめた。
ってのも、向こうからバイク乗りの女の子がやってきたから(笑

「写真撮ってもらえますか?」
って、それ以上何もなかったんだけどね。
後で見たら暇そうだったのでどこから来たの?とか超えかければ良かったなと思ってもそんなこと出来るわけもないわけでして。
:出会い編:一瞬で終わりorz

なんだかんだでkatoさんも一緒に回ることになった。

13:54
 k a t o が 仲 間 に な っ た

ここから津和野にいくのだが、XRは津和野に行ったことがないので、道がわからない。
ツーリングマップルをみて、ルートを決めるて出発。

途中の案内もない狭い県道で迷ってしまったが、無事津和野に到着。


◇津和野
15:35
国道をそれて県道木偶だってる途中に、カメラを構えてる人たちがいた。
津和野の町並みが綺麗なとこかな、と泊まってみてもそれほどでもなかったので素通りした。

が、下に付いたとき、前方から黙々と黒い煙が。もしかしてこれはSLなのでは?
ピンと来た。
「SLだ。戻るぞ」
さっきの人たちはあの場所からSLをねらってたんだ。

急いでUターンしてさっきの場所を目指す。
ミラーにSLがかすかに移った。
間に合うか!?

さっきの場所にとまって、カメラを出しシャッターを切りまくる。
そして取れたのがこの写真。

急に津和野がすごくいところに思えてきた。
町を回るのが楽しみだ。

偶然の出来事にしても、とてもタイミングだった。
全く想定してなかった偶然の出来事があるから旅ツーリングはやめられない。

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これ、いつもだらだら書いてるのだが、すっきりまとめてみるとこんな感じ。みんな、こんなツーレポのほうがいい?

 津和野に到着したとき、前方からSLが走ってきました。
 急いでカメラを取り出して写真を撮りました。
 SLが走ってるとは全く知らなかったけど、偶然にも写真を撮ることができました。

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津和野は町並みと源氏巻、ほかに何があるのだろう?
まずは町を散策することにした。
公園にバイクを止める、そこにあった鶴の舞の像。

ええ、もちろん期待は裏切りませんよ。

三馬鹿。

昼間の町並みはこんな感じ。
水路と鯉の写真は良く雑誌に出てる。

水路にいる鯉はとても大きい。


回るにしても目的をもって。
とりあえず源氏巻だ。スイーツツーリングとしては、全店制覇する勢いで源氏巻を買おうと思った。
1店目。
試食させてくれた。中で食べるにもお茶も出してくれる。

XR曰く、源氏巻なんてうまくないよ、絶対美味しくないって。
とイヤなことを言いやがる。
しかし、お勧めする人もいる、名物になってる以上、美味しくないわけがない。
うまいかまずいかは俺が決めるのだ。

ぱくっ。
3人「おいしい!」
kato「食べた源氏巻って賞味期限が過ぎてたんじゃないの?」
kyu「XRの言うことは当てにならんな」


kyu「なぜ源氏巻というのですか?」
店「源氏とは実は関係ないのです。餡がうっすらと紫色に見え、紫式部に掛けて源氏巻と言われるという説もある」
kyu「昔からあるんですか?」
店「いつ頃から火はよくわかってないのです。源氏巻を作ってるところは10店くらいあって味が違うのでいろいろ食べくらべてみてください」

うーん、すごいな。源氏巻だけで1冊本が書けそうだ。
源氏巻で印税生活も夢じゃない、かも。


2店、3店と源氏巻を見つけるたびに味見して買ってくる。
おみやげ用に箱詰めになってるのや、その店でしか売らないので袋詰めなのとか、100年以上昔からある店や最近出来たところ、手焼きや機械焼き、ここで作ってなくて工場で作ってるのまでいろいろ。
最近のものは生地が厚いのだが、昔からあるのは生地が薄くて1日ねかすと餡となじんで美味しいらしい。


餡もつぶあん、こしあん、抹茶、ゆずあんといろいろ。
どれもおいしそう。
いろんな店を回って全部で10種類購入した。
味見もしたけれど、小さいサイズだし、歩き回って食べてたのでよくわからない。
じっくり食べ比べてみたかったな。


◇るるぶのモデル
途中の和カフェでも源氏巻を購入。
なんと、そこのおねーさんがるるぶのモデルだったのだ。
髪型が違ってたのでわからなかったけど「その雑誌の表紙に載ってるんですよ」だって。
ここの手作りのアイス(350円)がおいしい。
地元の材料を使っておねーさんが手作りで作ったんだって!
男3人、店の前でアイスを食べてる図。

◇町並み
日が落ちてきて、町並みがライトアップされてきた。
とても綺麗、撮影タイムだ。

思った以上に楽しかった津和野。
是非お勧めだ。
そして源氏巻を食べくらべてみてね。


◇岩国へ
18:08
出発
田舎道、周りは真っ暗。
でもだれもいないので好きなだけ走れる。

19:58
katoさんも錦帯橋をみたいとのことなので、また夜中に錦帯橋に到着。
そして橋の上で撮影タイム。

ノリがいい俺たち。この馬鹿さ加減がちょうどいいからこそ楽しいのだ。


◇星空
急に泊まることになったkatoさんとXR宅におじゃまする。
今夜はごちそう。美味しかった。ごちそうさま。

そして今日最後のサプライズ。
昨日のように星を眺めてると、おっきな流れ星。
10秒以上に及ぶ流れ星。
とても明るくてすごかった。

こんな流れ星をみたのは生まれて初めてだ。

なんか、最初の予定と目的と違う偶然だらけだったから、とっても楽しい山口再開ツーリング。
ライダーハウス状態になって寝袋で寝る3人。

お休み!
1675km