2006年06月27日

チタン摘出手術

◇チタン摘出手術・ダイジェスト版
チタンを取り出した。
取り出すのはそんなに痛くなかったが、神経麻酔の注射がめちゃめちゃ痛い。
しかも神経を探り当てることが出来ず、結局静脈麻酔。
痛いだけだったのかよ。。

◇チタン摘出手術・本編
去年の8月に腕を骨折し手術でチタンをいれた。
今日それを外したときのレポート。


腕の神経麻酔が痛いらしいので、逃げ出したかったが、当日になってみるとなるように慣れって感じだった。
でも待たされている間にその気持ちがどこかに行ってだんだんドキドキしてきた。

手術は日帰り手術、入院しなくてもいいんだと思いつつ、最近はこんなモノのようだ。
まず手術着に着替える。


そして手術室へ。ここは大きい病院なので他にもオペ中の人たちがいる。
のぞき窓から覗いてみる、オペ看に気になりますか?っていわれる。

そりゃ初めてだもん、興味津々。
出来たばかりの病院なのでオペ室もきれい。
ベッドに横になるも、回りの機会が気になってきょろきょろ。
あ、iPodで音楽流れてる、とかね。

オペ看が2人、医者が2人。
体に電極、右手に点滴、右足に心拍、右腕に脈拍、ベッドに固定、もう逃げられない。
麻酔、麻酔、麻酔、、だんだん嫌になってきた。

初めにイソジンで消毒、真っ赤な腕、まるで血まみれだ。


いよいよ麻酔か、その前に腕の毛を剃られた。
わきを消毒していよいよ麻酔に。
あんなでかい注射うつの?
ガクガクブルブル

医者が脇をさす、ぶすぶす、いてて。
Q「(我慢して)まだしびれません、注射が痛いだけです。」
医「見つけにくいんだよね、腕太いね、スポーツやってる?」
Q「??(俺の腕は細いはずなのに)いえ、なにも」
医「そう?筋肉質だからなかなか見つからないね」
Q「・・・」

リトライ、ブスッ。
Q「痛て、ちょっとしびれたかも」
医者「この辺かな」ぐりぐり

もう一回、ブスッ。
「いたたた」
やな汗をかく。
心拍が下がる。
血圧も下がりそう。
足はむずむずさせる。


別の医者に変わってもう一回。ざくざくざく。ぐりぐりぐり。
「あたたたた、、手術より麻酔の方が痛いいたい。」
「ダメだね、これ神経麻酔は辞めて静脈麻酔にしよう。毛深くて血管みえない」なんて医者だ!
「最初から整脈麻酔にすれば良かったと思うでしょ、でも安全を考えるとね」
でもすでにとても痛いんですけど。

上腕を締め上げられる。
Q「だんだんしびれてきた。」
看「それは腕を絞めてるからだよ」

腕にぎゅっと何かを巻かれる。そして注射。
医つんつん「これは痛い?」
Q「痛いです、なんかさしてます?」
医「まだ効いてないか、これは」
Q「感覚はあるけど痛くなくなってきた」

Q「まえは全身麻酔だったけど、気が付いたら終わっててそっちの方が楽なんですが」
医「でもアレはアレで大変だよ。送管とか、尿の管とか」
看「男の人はあれいやがりますよね」
Q「女の人は平気なの?起きたとき漏らしたみたいで嫌だったな」
医「抜く時も変な感じなんだよね」
Q「そうそう」


いよいよ摘出。
カーテンされたので何も見えない。
切った感覚がした。まるでカッターで肉を切り裂くような。
でも全然痛くない。
脇のほうがよっぽど痛い。

がりがりしてる。
ネジの上についた組織を取ってるのかな。

よく見るとライトの部分で反射して何かやってるのがみえる。
あ、ねじ回してるようだ。
Q「実況してください」
看「プレートが見えて1本目のネジ外してるところ」
医「これなら取れそうだね、でも骨くっついてなかったらまた戻すから」
Q「それって最悪だ」
看「このプレート購入されたモノですから持って帰っていいですよ」
オペ看の知り合いと同じこといってるな、と思う。

医「痛くない?」
Q「・・・」
医「大丈夫?」
Q「さっきの注射の脇が痛い。」
医「こっちが痛くないなら大丈夫」


看「6本目」
医「骨くっついてるね、洗浄するよ」
Q「洗浄って洗うんですか?」
看「そうだよ」

ライトの金属部分に反射して、傷口がぱっくり開いてるのが見えた。
中を洗浄しているようだ。
ガリガリ。
Q「骨を削ってるんですか?」
医「洗浄中」
洗浄って骨を洗浄??
ガリガリするのが続く。時々引っかかるのは穴のあとだろうか。

縫い始めたのが見える。
Q「糸で縫ってるんですか?」
看「いまは内部を縫ってるの。これは抜かない糸だよ」
Q「内部?抜かなくてもいって溶けるヤツ?」
看「そう」
Q「外側はホチキスですか?」
医「ホチキスでもいいんだけどね。」
Q「いいんだけどね、って糸だとどうなんですか?」
医「糸は抜かないとダメだけど、たまに抜けなくなることがあってね。私がまえに指を切って縫ってもらった時は2針分くらい抜けなかった。かゆくて自分で引っ張り出したけどね。関係者でやったからいい加減だったのかな」なんて事!
Q「ホチキスは?」
医「傷が目立つから顔とかは糸でやるけど、抜糸の痛みはどっちも同じだよ。毛深いから傷は見えないかw」
Q「(なんてこと言うんだ!)じゃホチキスで」

Q「指を動かそうとしてるけど、全然動かない」
看「麻酔が効いてる証拠ですね」


そして手術は終了。
腕を絞めていたのを外す。
手がピリピリしてきた。正座でしびれた時のように。
Q「正座でしびれたみたいにピリピリしてきた。これってくすぐったくないですか?」

包帯でグルグル巻きにされ終了。
腕も動くようになってきた。
看「起きられますか?」
Q「平気。」
看「ゆっくりと」
Q「ちょっとふらふらするかも」
医「血管から麻酔が全身にまわってるから」
でも立ち上がる。

で、どこから来たか覚えてないのでオペ看が背中を押して案内。
帰りもまたとなりの手術の部屋除いたり。
うわ、痛そう。

そして着替えて終了。っとその前にオペ着で写真をお願い。
と撮ろうとしたら自動ドアが開いて、別の医者がこっちをにらむ。
Q「もしかして怒られます?」
看「平気ですよ」

以上、手術レポート終わり。
切ったところはそれほど痛くない、脇の下の神経麻酔未遂のあとがすごくいたい。
たとえるなら筋肉痛のような。
おかげで腕が上がらないよ。

もっと気持ち悪くなってもぞもぞするかと思ったけど、以外に手術中はそんなこと無かった。
ただ、腕の神経麻酔の時が最悪。もうやだ。
今後は神経麻酔やるくらいなら全身麻酔にしてもらおうっと。

そして、オペ室。なんか写真取れそうな感じだった。
カメラ持っていってオペ看に写真撮ってもらうようにお願いすれば良かったな。


◇無事に人間へ
最後にレントゲン。1週間後に様子を見て2週間後に抜糸の予定。

三角巾を買ったが神経麻酔しなかったので不要だった。
でも明日は三角巾をしていこう。大げさに見せれば仕事をさぼれるかもw
いま両手でキーボード入力してるんだけどね。

手術台は14540円。思ったほど高くない。
院外処方の薬代は870円。痛み止めなど5日分。


◇お祝い
一人でチタン摘出オペ成功のお祝い。

懐かしのミニ四駆

◇ミニ四駆
俺たちが小学生現役のときがミニ四駆のスタート。
だから最初の1台も持ってたりした。

ついこの前新しいミニ四駆がでるという記事を偶然発見。
それがミニ四駆PRO、アバンテmkII。

アバンテ、それは俺が最後に買ったミニ四駆。
それが15年の時を経て、新型でよみがえる。

思わず買ってしまった。ついでに復刻版のサンダーショットJr.も。
プラモデルなんて何年ぶりだろう。腕が痛いのも忘れて作った。当時の思い出がよみがえる。
昔は高くて買えなかったコースも今なら買える!

さあ、ミニ四駆kyu杯を開催しよう。